



事業案内
検討段階でのご相談について
木や樹木に関してなにができるのかわからない、なにかしたい思いはあるが、実際に行うのか行わないのか、行うとしたらどのようなことをしていくか、これから検討していきたい、といった場合のご相談は、基本的に下記のいずれかでお願いしております。
【無料相談】
①お電話もしくはオンラインにて20分以内
②弊社で企画するイベントや学習会等(不定期開催)にご参加いただければ、イベント時間中の余裕のあるタイミング、あるいはまた終了後の懇親会等の時間に、お話をさせていただきます。
【個別相談】1万円(税別)/3時間まで
個別に時間をとって専門的な経験・知見にもとづいた具体的なアドバイスや提案をお求めでしたら、個別相談をご活用ください。弊社にお越しいただくか、お電話もしくはオンラインでの相談となります。相談の際、木の様子ができるだけ詳しくわかるよう、写真や資料(樹木の幹の直径や長さをできる範囲で計測)をご用意ください。
※資料等の作成が必要な場合、別途となります。
【出張相談・樹木簡易診断・コンサルティング】3万5千円(税別)/8時間まで、東京都世田谷区から30km圏外は+交通費・宿泊費等(別途相談)
現地にて実際の木や緑地を見ての相談をご希望の場合には、出張相談をご活用ください。湧口が現場に伺いますので、検討が劇的に進みます。樹木の状態判断についてもよほど特別なご要望がない限り、追加で樹木医等の調査が必要になることはありません。魅力的な物語や投資になるプランを描けそうか難しいのか、湧口が伺って、樹木(緑地)あるいは伐採材の現状を把握、樹木の簡易診断を行った上でご相談を承ります。対象とする樹木や緑地等にて、樹木その他の状態を診た上で、どのような活用の可能性があり得るか、小物雑貨から家具、建築まで、子供から大人まで、木工経験がない方々が参加できるワークショップ等イベント形式でのものづくりから、プロによる製品作り、またその他のあらゆる可能性の中からご検討いただけるよう具体的なアドバイスを行います。
時間内での会議への出席やブレストへの参加、講義や講演も組み合わせアレンジも可能です。
※対象の緑地面積が300㎡を超える場合:5万円(税別)/8時間まで
※資料等の作成が必要な場合、別途となります。
企業・自治体の方へ




「緑地の維持がコストではなく投資になる」
緑地・樹木の活用支援
街路樹、公園・学校・私有 / 社有緑地の管理・価値創出に取り組む、志ある方へ
日本発、オリジナルの都市林業を提唱・実践
街の木に関わる全てをワンストップで実現してきた湧口善之が
あなたの街への都市林業導入を支援します。
→講師プロフィール
眺めるだけの緑から活かす緑へ
「都市林業」は街の木に「活かす」視点を取り入れて
都市緑地をアップデートする取組みです
緑地の課題を克服し、持続可能な管理を目指す取り組みが
人が出会いつながる契機となり、モノや場を生み出し
その土地ならではの物語になっていく
街の木、街の緑の新しい文化を創るべく
まずは小さな一歩から、一緒に取り組んでいきましょう
緑地の維持管理・価値創出に取り組む、志ある方へ
再開発に伴うプロジェクトが目立った成果として紹介される「都市林業」ですが
ありふれた街路樹や施設に付随したちょっとした緑地を
維持費がかさむ負債から、価値を生み出す資産に変えることをこそ大切にしています
限られた予算のなかで
持続可能かつ効果的な
維持管理を実現したい。
この木でなにができるの?
うちの緑地でできるの?
こんな予算でも?
先 行事例について詳しく知りたい。
なんとなく維持してきた緑地だが、なにか可能性はあるのだろうか?
実際に見ていただいて教えて欲しい。
既存緑地の再整備を計画しているが、これを機になにか良いプランがあれば検討したい。
伐採せざるを得ない大事な木がある。
なにができるか、一緒に考えて欲しい。
地域住民や団体、企業と共創し、緑地の価値を高めたい。立ち上げを支援して欲しい。
木の話題といえば倒木事故か反対運動。このままでは木を育てる人はいなくなる。
もっとポジティブな物語を創りたい。
支援メニュー例

経験豊富な講師が実際の事例をもとに、悩みや課題をお伺いしながら講演を行います
・自治体 担当者向け研修会
・企業 担当者向け研修会
・NPO、非営利団体 向け研修会
・街路樹や公園木の課題を共有
・木材として活用する場合の課題とプロセス
・反対運動に陥らない風土醸成
A.講習、研修会

B.先行事例の紹介・現地視察
具体的な先行事例のご紹介や、施設への視察ツアーを行います
・公園での事例紹介
・学校での事例紹介
・商業施設での事例紹介
・大規模集合住宅での事例紹介

緑地の可能性を見出し・共有するための同行視察を現地で行います
・相談者が所有/管理する緑地を一緒に歩いて、木々の種類や状態を確認
・どのような可能性があるかなど希望に応じた助言と提案
・ブレストや議論、各種ワークなど
C.フィールドワーク

都市における樹木や緑地は、それ単体として存在しているわけではなく、共にある建築(施設)や都市、あるいはそこで活動する人々と関係し、互いに影響しながら存在しています。樹木や緑地に限った専門知識や樹木至上的な狭い視野ではなく、広い視野のご提案をお作りいたします。また、提案そのものをゴールとして、皆様と一緒に作り上げることも可能です。
D.調査・提案

6ヶ月〜12ヶ月、8万円/月〜(内容により)
・再開発の現場での伴走支援型アドバイスなど
・緑地の価値を引き出す伴走支援型アドバイスなど
・伴走支援型スタッフ研修、担い手の育成など
・その他ご要望に応じた伴走支援
E. 伴走支援
都市林業の参考事例

学校 児童館 複合施設
施設の建替え・統合に係り伐採された木々から生まれた、街の「新しい物語」
世田谷区花見堂小学校と旧代田南児童館→さくら花見堂

区庁舎 街路樹
建て替え工事をきっかけに、庁舎と共に育ってきた木々を活かした循環づくり
世田谷区本庁舎
工事に伴い、やむを得ず伐採されることになったケヤキ等の木々の中から、活かせる木を木材化するワークショップや苗木の救出と育成などを、区民と区の職員が共に力を合わせて次世代に繋げていく取組みが進められています。
活用樹種 : ケヤキ、メタセコイヤ、ヒマラヤスギ、イロハモミジ、カイヅカイブキ、ツタ
苗木樹種:ケヤキ、コノテガシワ、ジンチョウゲ、エノキ、コナラ、クスノキ、コマツナギ、マンリョウ、アカメガシワ、シロダモ、ゲッケイジュ、サンゴジュ、イロハモミジ、オオモミジ、クワ、クチナシ、タマリュウ、ヒメタマリュウ、スミレ、ツワブキ、ヒメヒオウギ、ミズヒキ、カロライナジャスミン、アシタバ

公園 商業施設 街路樹 図書館
街の木の概念をアップデート。 伐ったらお終いではない、皆が関われる都市森林の循環
グランベリーパークパークライフ棟
/まちライブラリー南町田
商業施設と隣接する広大な公園の一体的な再開発に伴い、象徴的な成果物として完成したライブラリーは、木をきっかけに新しい街造りにたくさんの地域の人々が関わり、一緒に取り組むことができた成果でもありました。工事の際、伐採の機会にあたっては、製材ワークショップというイベントが開かれ、工事現場で救出した赤ちゃんの苗木は市民と市の職員が一緒に育て、工事後の公園にそれらの苗木を植えることも実現。ライブラリーの顔となるエントランスの壁の製作には400人近い市民や関係者が参加し、その奥には木目も色も質感も違う、60樹種にも及ぶ色とりどりの木々たちが、まるで森の中のように個性を競い、それでいて調和して、訪れる人を寛がせてくれています。
使用樹種:クスノキ、ケヤキ、ムクノキ、エノキ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、エゴノキ、イヌマキ、ツバキ、モッコク、イトヒバ、サンゴジュ、クマノミズキ、イヌシデ、ヤマモモ、キンモクセイ、スダジイ、アキニレ、モチノキ、ミズキ、アカガシ、シラカシ、アラカシ、メタセコイア、ヒマラヤスギ、クワ、カヤ、ブドウ、カリン、サンショウ、クチナシ、アオキ、サンシュユ、ニッケイ、ナツミカン、ビワ、カキ、ウメ、イチョウ、イロハモミジ、トウカエデ、ドウダンツツジ、ナンテン、カツラ、ヒメシャラ、ハゼノキ、マユミ、アカマツ、クロマツほか

福祉のお店 飲食店 公園
訪れる人を幸せにする、街の木の個性を集めてつくる調和の空間
ともしびショップ湘南平/湘南リトルツリー
障害者支援に取り組む社会福祉法人、進和学園が運営する店舗をつくるプロジェクト。進和学園が障害のある方々の個性を活かそうと取組みを続けているように、木の業界では「欠点」と言われるような点が多い街の木の木材の個性を活かし、訪れる人に喜んでいただける空間を実現しました。完成した空間には50樹種の個性豊かな街の木々が使用され、そのなかには工事の期間中に敷地前の公園で伐採されていた大木も含みます。木を切り出して運び出す作業には進和学園の方々や障害のある方々も一緒に汗を流して取り組みました。
使用樹種:アカマツ、クロマツ、ヒノキ、チャボヒバ、ニオイヒバ、スギ、カヤ、イヌマキ、ヒマラヤスギ、クスノキ、アオギリ、シラカシ、アカガシ、アラカシ、スダジイ、ビワ、カキ、ミカン、ウメ、キンモクセイ、ソメイヨシノ、ツバキ、サザンカ、モッコク、アオキ、ツツジ、イヌザクラ、クサギ、ケヤキ、イヌエンジュ、サンゴジュ、タイサンボク、イチョウ、クロガネモチ、ニッケイ、カシワ、ケヤマハンノキ、クワ、ザクロ、ムクノキ、ナンテン、プラタナス、エノキ、コナラ、クマノミズキ、桜の一種、ウルシ、ハゼノキ、ミズナラ、カバ、シノダケ