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世田谷区本庁舎に係る樹木の取組み
活用樹種 : ケヤキ、メタセコイヤ、ヒマラヤスギ、イロハモミジ、カイヅカイブキ、ツタ
苗木樹種:ケヤキ、コノテガシワ、ジンチョウゲ、エノキ、コナラ、クスノキ、コマツナギ、マンリョウ、アカメガシワ、シロダモ、ゲッケイジュ、サンゴジュ、イロハモミジ、オオモミジ、クワ、クチナシ、タマリュウ、ヒメタマリュウ、スミレ、ツワブキ、ヒメヒオウギ、ミズヒキ、カロライナジャスミン、アシタバ
建て替え工事が進む区庁舎では、区庁舎と共に育ってきたケヤキをはじめとした木々を区民の皆様のお力もお借りして、次世代に繋げていく取組みが進められています。
庁舎で育ったケヤキの椅子は、背面から見た姿を意識してデザイン。ペグは普段は荷物掛、ときには庁舎の木や植物の恵みを活かして作ったクリスマスリースや正月飾りなどを飾って季節を演出できたらと思って取り付けました。屋上の緑化スペースなどでは、区民の活動も盛り上げたいとのことでしたので、そうしたところで得られる都市森林の恵みを活かして楽しむこと、そしてまた、区庁舎でこんなことをしている人たちがいたりそういうことができるのだということを、知らなかった人が知るようになるきっかけになればと思いました。
庁舎で育ったケヤキの中には、虫食いがひどいものも。そのままでは生々しすぎてえぐく感じる虫穴ですが、これを抽象化して、見えるところで活かしてみたのが、2階ラウンジのテーブルです。伐採されたもののほとんどは、樹勢が弱って移植に耐えない(移植されたものもその後、良い状態とは言えなそうですが)とされたものなので、必然、抵抗力が落ちて虫食いがひどいものが多いのです。
庁舎敷地で育ったケヤキをはじめとした10樹種の活用に、足掛け3年、100名を超える区民の方々と一緒に取り組み、新庁舎で使うたくさんの家具ができました。地域の物語を作り、その物語のなかからモノを生み出すのが都市林業の取り組みです。
世田谷区 公式チャンネルより
【世田谷区本庁舎等整備 けやき等の木を活かす取組み】
世田谷区 公式チャンネルより
【世田谷区本庁舎等整備事業 けやき等の木を活かすワークショップ】
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