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世田谷区本庁舎に係る樹木の取組み
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活用樹種 : ケヤキ、メタセコイヤ、ヒマラヤスギ、イロハモミジ、カイヅカイブキ、イイギリ、コブシ、キンモクセイ、ナツミカン、ツタ
​苗木樹種:ケヤキ、コノテガシワ、ジンチョウゲ、エノキ、コナラ、クスノキ、コマツナギ、マンリョウ、アカメガシワ、シロダモ、ゲッケイジュ、サンゴジュ、イロハモミジ、オオモミジ、クワ、クチナシ、タマリュウ、ヒメタマリュウ、スミレ、ツワブキ、ヒメヒオウギ、ミズヒキ、カロライナジャスミン、アシタバ

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令和3年6月 区庁舎の象徴であったケヤキの製材ワークショップ

建替え工事中の世田谷区庁舎では、令和3年度から樹木の伐採や工事現場からの幼木の救出・育成、伐採した木の製材や家具づくりなど広範な取り組みを住民参加で展開し、街の緑の新たな循環をつくらんと取り組んでまいりました。

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令和4年6月 ​区民参加による敷地内の木々の伐採・造材ワークショップ

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令和3年6月 区庁舎の象徴であったケヤキの製材ワークショップ

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​令和3年6月 工事予定現場の幼木を救出、参加者それぞれが持ち帰り、育てました

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ケヤキ、メタセコイヤ、ヒマラヤスギ、イロハモミジ、カイヅカイブキ、イイギリ、モクレン、キンモクセイ、ナツミカン、ツタ
区庁舎で育った木々を活かしきる

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庁舎で育ったケヤキの椅子は、背面から見た姿を意識してデザイン。ペグは普段は荷物掛、ときには庁舎の木や植物の恵みを活かして作ったクリスマスリースや正月飾りなどを飾って季節を演出できたらと思って取り付けました。屋上の緑化スペースなどでは、区民の活動も盛り上げたいとのことでしたので、そうしたところで得られる都市森林の恵みを活かして楽しむこと、そしてまた、区庁舎でこんなことをしている人たちがいたりそういうことができるのだということを、知らなかった人が知るようになるきっかけになればと思いました。

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庁舎で育ったケヤキの中には、虫食いがひどいものも。そのままでは生々しすぎてえぐく感じる虫穴ですが、これを抽象化して、見えるところで活かしてみたのが、2階ラウンジのテーブルです。伐採されたもののほとんどは、樹勢が弱って移植に耐えない(移植されたものもその後、良い状態とは言えなそうですが)とされたものなので、必然、抵抗力が落ちて虫食いがひどいものが多いのです。

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​令和6年1月 多樹種を活用することで出る端材を活かした装飾を区民の手で

庁舎敷地で育ったケヤキをはじめとした10樹種の活用に、足掛け3年、100名を超える区民の方々と一緒に取り組み、新庁舎で使うたくさんの家具ができました。地域の物語を作り、その物語のなかからモノを生み出すのが都市林業の取り組みです。

世田谷区 公式チャンネルより
【世田谷区本庁舎等整備 けやき等の木を活かす取組み】

世田谷区 公式チャンネルより
【世田谷区本庁舎等整備事業 けやき等の木を活かすワークショップ】

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